発達障害の特性により、上司に怒られてしまうこともあります。ADHDではギリギリになるとやる気出せるものの、締切がかなり先だとやる気が出ない。最終日になってエンジンかかっても、資料はほぼ真っ白で書類を提出して怒られる。
ADHDの人に起こるパターンですが、対処を考えていきます。
ADHDのどの症状が影響しているか
ADHDは3つの症状で構成されていますが、症状が揃わなくてもそれまでのエピソードや生活への影響度合いによって診断、薬物療法を検討します。
- 多動性
- 衝動性
- 不注意
多動性は授業中座っていられない、落ち着いていられないなどがあります。
衝動性は抑制が効かないことにより、話に割って入る、うっかり喋ってしまうことがあります。
不注意は選択的注意の困難と持続的注意の困難に分かれます。
選択的注意の困難とは、問題を終結や解決するまでの時間や注意を維持できないことです。人の話を聞かない、気が散りミスが多い、などです。
持続性注意の困難とは、物事を最後までやり遂げられない、努力し続けることができないなどがあります。
仕事が手につかない場合は、最初から手をつけなければ見通しがたてられず選択的注意の問題であり、最初に手をつけて放置であれば持続性注意の問題と考えられます。
行動の工夫
薬物療法は別の機会に説明するとして、行動の工夫は何ができるでしょうか。
- 仕事もらった時点で取り組む
- 手帳をつける
- 正直に話す練習
仕事もらった時点で、やる気なくてもやってみます。時間がどの程度かかりそうか、イメージをつけるためです。途中で飽きたら別の業務を行う、時間を決めて取り組むなど、集中できる時間だけでよいです。
手帳は視覚で残り日数を見るのに使います。スマホを用いたデジタルでも、手帳に書くアナログでも、やりやすいものを使います。
行動が遅くなることで嘘や誤魔化しが増えます。正直に言うことで、リカバリーや今やることを上司や周囲が提案してくれることもあります。
周囲が協力できること
周りは何をすれば良いでしょうか。
スケジュールや進捗のチェックを一緒に確認していきます。
他の業務を減らしていけばやる気出る、というわけでもありません。納期の短い業務かやる気のある時に少しずつやれる業務を並行するのが良いでしょう。過重労働には十分注意してください。

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