精神不調から復帰した人の再休職率は50%です。
再休職した場合、不調を繰り返す可能性が高くなります。そのため、復帰準備の段階でより入念に準備を行います。
なぜ再発しやすいのか
過剰適応、病気の影響、回復不十分な段階での復帰、前回と同じパターンで崩れていくなどが考えられます。
過剰適応
環境に無理して馴染もうとしてしまい、疲労が早く蓄積します。
「いままで休んでいた分、遅れを取り戻さなきゃ」
「回復した分、頑張って働きます」
休んでいた時と復帰時は環境が変わっていることが多いです。
納期間近で残業続きだったのが、すべて完了して凪の時期かもしれません。
もしくは多忙さは変わらないものの、やり方やメンバーが変わっているかもしれません。
復帰当初はいきなり頑張らず、自分が置かれている立場を俯瞰することです。
いきなり頑張るだけでは、余裕がないように見えてしまい、長く働けるか周囲に不安を与えてしまいます。
復帰時の緊張が過剰適応につながることもあり、復帰時のあいさつを面談で聞かれる場合もあります。心の余裕を持って復職初日に挑みましょう。
病気の影響
復帰を焦り症状が残ったまま戻ると、不眠や疲労によって容易に状態が悪化します。
また、躁うつ病のピーク時に問題行動を起こすこともあります。
主治医に相談し、気分安定薬を処方・変更してもらうのも一手です。
鎮静効果のある抗精神病薬や抗不安薬は、昼寝やパフォーマンス低下を起こす可能性があります。減薬を主治医と相談してみましょう。
回復不十分
回復不十分なまま復帰するケースは、心的または体力的についていかないことがあります。
多くは心的、気分的に回復していても、体力が追いつかないことが当てはまります。回復経過で心的な回復より体力の回復が遅いことが考えられます。
リワークや通勤練習、一日8000歩などの体力つけることが対策となります。
同じパターン
「人は同じ轍を踏む」
自動思考という言葉が示すように、何も考えずに動けば、同じような行動を取ります。すると、状況は違っても同じ結果になることが多いです。
2回目の休職であれば、共通する症状、心理、行動など、周囲にも聞きながら探していきます。
怒られる →その場をごまかす →結局進まない →さらに怒られる →落ち込む
など、状況や心理描写など、できるだけ引っ張り出します。

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