復帰準備の資料をみていると、業務上の課題だけでなく、プライベートの問題が影響して不調に陥るケースが散見されます。
プライベートは関与しないでよいのでしょうか。
プライベートでよく取り上げられる問題
プライベートの問題について細分化すると多岐にわたります。
人間関係
交際相手であれば連絡を絶つ、関わらないのも答えになります。
ただ、親族や身内になると、切り離すわけにはいきません。どのような距離感で関わっていくのか、自分が必須の問題なのかを考えていきます。
例えば親族の遺産相続や空き家の処分など、縁が遠くても連絡がつく、若いからの理由で遠方に足を運ばなければいけないことが出るとします。より縁が近い人に連絡がつく場合はその人に連絡を入れる、親にも連絡を協力してもらう、などの動きを検討します。
精神疾患を家族で抱えている場合、医療へのつなぎ方で保健所に相談することや、暴力の際に警察に連絡するなど、家族が社会から孤立しないような動きを作ります。治療対象の疾患であれば状態評価、神経症などによる引きこもりでは関わり方を確認していきます。
金銭問題
金銭の問題は周囲との関係を悪化させます。
自分の借金が原因であれば、何による借金なのか、治療介入が必要なものか、返済計画や弁護士介入の要否を考えていきます。
地震がお金を貸して帰ってこない状態の場合、自分の気持ちの落としどころを確認します。
あきらめるのか、分割などで何とか払ってもらうのか、訴訟するのか、自身の納得できる方針を考えていきます。
業務外の役割
家の役割、家以外にも地域で役割を持っている人もいます。
家では家事全般を自分一人で行っている、介護をしている、家族の送迎をしている、などが挙げられます。
役割を減らせるか、家族や他人に協力を要請するのか。送迎が難しければ家族に状態を伝えた上で、役割を軽くできるか検討します。
家以外にも多様な役割を得ていることが多いです。
困っていたら協力する、断れないといった周囲からみて「いい人」が役割を引き受けていることが多く、平日と合わせると全く休みがないことがあります。
消防団や町会、マンション自治会で役割を得ていることが多いです。
復帰時に役割を減らしたとして、その時間に何をやるかまで考えておく必要があります。
他者の役に立つことではなく、自分が心から楽しめるのは何か、自分のためにやることを考えておきます。
プライベートで話せない部分もあると思いますが、それでも休む前と異なる行動計画を立てておきましょう。同じ行動パターンにはまってしまうのは避けたいところです。

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