コミュニケーションがうまくいかず、不調に陥るケースは少なくありません。
例を挙げます。
役職には就いていないAさんが、部署での作業を進める上で進める手順に疑問を感じます。
「言われた手順よりも、定例報告でまとめて報告するのが良いのでは」
疑問を率直にぶつけようと、一対一の時に課長に伝えます。
<今までこの手順でやってきたから、ほかのベテラン社員は手順を変えると負担が大きくなるのではないか>と言われました。
ベテランの人はいいかもしれないけど、いつも報告するにしても課長の時間は取れない。自分の言い分は通らないし…ともやもやが残ります。
業務手順を変えられないまま繁忙期に入り、残業がかさみ疲労も重なり不調に陥ってしまいます。
このケースから交渉について考えていきます。
交渉に失敗した際の次の行動
交渉に失敗した後、次の3つの行動が考えられます。
- 言われたことを受け入れる
- 再交渉する
- そこの場所を離れる
一つずつ考えていきましょう。
言われたことを受け入れる
言われたことを受け入れるのは、自身の気持ちを抑圧することになります。
言われて自身が納得できれば問題ないものの、腑に落ちないままだとストレスとして精神症状や身体症状になって出現することがあります。
これを選択する場合は、納得できていなければセルフモニタリングを行うのがよいでしょう。自身の体調はどうか、眠れているか、酒量が増えていないか…などです。
症状が出た際に自身をケアするセルフケアを準備しておくのがよいでしょう。自身が心地よく感じるものを準備しておきましょう。
再交渉する
再交渉の際は、場面を変える、誰かを連れてくることが考えられます。
1対1でなく会議の場で発言すると、ベテランの人の意見が聞けたり、自身に同意してくれる人がいるかもしれません。
課長がより上の人やいうことを聞く人を連れてくることも有効です。
人・場所を変え自身の意見を後押しされるような状況を作れるとよいです。予め根回ししておくと同席者も意見を準備しやすいです。
その場を離れる
パワハラや意見がどうしても通らないときは、その場を離れることも考えられます。
ただし、異動の場合は人事を介すので、周囲を納得させられる理由かどうかは聞かれます。
部内異動でもポジションがあるかどうかにもよるので、上記2つをまずは考えながら状況次第で動くことになります。異動先が選べないことや時間がかかる場合もあります。

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