復帰面談で異動希望を伝えてくるケースはよくあります。環境を変えるかどうかは企業の方針によりますが、異動で逆に悪化するケースもあります。
「環境整備が先」「自己洞察を深めなさい」と復帰準備で対立はよく起こります。
どちらを優先すべきでしょうか。
自己洞察をまず行う
まずは本人の振り返りを行います。
怒りが残る段階では、職場も困ります。感情的に動く人間はトラブルの引き金になるため、冷静に状況を整理しているかを見ています。
それでも職場環境に問題がある、と感じている場合、第三者の調査を先に求める方が良いでしょう。客観的にパワハラなどに該当するのか、その場合は会社側も適正な配慮が必要です。逆に適正な指導と判断されれば、その環境で過ごすための対策を考えてもらいます。
環境整備を行う場合
客観的に明らかに問題がある場合、先に環境整備を行います。
時間外労働がかさむ
自他ともにストレス源を認識している。
など、企業側・上司も納得できていれば異動で異論はないでしょう。
難しいのは、お互いのストーリーが異なる場合です。社員はパワハラだと感じ、会社側は能力不足と感じていれば、復帰させてから労務評価となるでしょう。復帰時にまとめて判断するのではなく、課題を一つずつ切り分けて判断することになります。
「他の会社はすぐ異動できた」
企業風土や育成方針によってはすぐ異動させることもありますが、そのような対処を取れる企業は多くありません。
入れ替わりの激しい企業は、本人を辞めさせないために異動させます。希望通りにさせる振りして会社は「逃しまへんで」という魂胆が見えることがあります。
大きな企業なら異動先がある、と思われがちです。役職ごとに給与の違いや、異動先の希望は聞けない、と言われることもあります。診断書だけでなく、きちんと交渉ができるかを企業側は見ています。交渉は自分だけでやることになるので、誰を味方につけて相談するかを考えましょう。


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